【野菜たっぷりペペロンチーノ】
2017年7月13日
朝、創作に勤しむには耐え難い暑さを感じて料理をすることにした。コンロ周りは何れにせよ暑いから、汗をかいて拭ってから妄想の時間に移りたい。
小松菜とキャベツ、しめじを炒めてペペロンチーノを作った。暑さでぼんやりしていたのか、今日はバターを入れ忘れたけれど、シンプルでとても美味しい味になった。
いただきながら、窓辺から空を見上げる。
今日もなかなか暑くなりそうな気配だ。
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【冷麦にモヤシとニラの野菜炒め】
2017年7月12日
今日の東京の暑さは尋常じゃなかった気がする。
始終室内にいたけれど、干した布団を裏返しにいく度、危険を感じた。暑すぎたのか、蚊さえどこかに退避していたようだ。
この時季活動量の減る動物園の何かのようにグッタリしていた身体に少しでも涼と活力を与えようと、夜は作り置き用に拵えたもやしとニラの野菜炒めをひやむぎにのせていただくことにした。
麺はまったく見えていないが、ぽん酢と白だし、ラー油で味付けしている。
そしてこのところ、舞茸がお手頃なうえに美味しい。余計にそう感じるのは、こっそりバターを忍ばせているからに他ならない(ナイショ)
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【ただ在るだけの日々】
2017年7月11日
入院時と違って、母との面会も回数が減ってきた。
今では週に一度程度となっているが、それでもすっかり顔を憶えられたらしい。
このところは母よりも、母の話し相手であり見守り役にもなって下さっているSさんと会話することの方が多くなっている。その間、母は新聞を読んでいて時おり相づちを挟むくらい。
Sさんに母の日頃の様子を伺ったりしていると、いつも母に向けて
「息子さんに感謝しなきゃね」
と言って下さるのだけれど、そこは親子ゆえのてれがあるのか、当たり前のことはなかなか自然には表現されない。
「いつもありがとうございます。しあわせです(笑)」
まるでコントか昭和のホームドラマの台本のように、取って付けたようにそう口にしては照れ隠しに大きな笑顔添えてくれる母。慣れた自宅での暮らしからだいぶ遠のいているけれど、ここでも穏やかな様子をみせてくれているのは何よりである。
周りの入居者の方に目をやると、みなさんとても静かな様子だ。
Sさんによると、ほとんどの方が耳が遠くなっているのだという。
「話さなくなると言葉もでてこなくなるしね」
とSさん。
──耳が遠くなると自分から話すことを遠慮してしまう方も多いのではないだろうか?──
そんな現実が容易に想像できた。
──ただ在るだけの日々──
母を含め、ここにいるみなさんの様子を見つめていると、ふとそんな言葉が思い浮かぶ
ああしたいこうしたい・あれもやりたいこれもやりたい・こうなりたいああなりたい
──もういいじゃないか──
今の日本を創ってきたみなさんだから、せめて晩年くらいはゆっくりしてもらいたい
──すべての欲望から解き放たれること──
それこそが人が目指す境地なのかもしれない、と、帰りのエレベーターのなかでひとり考えていた。
──そして今日もまた、この交差点に差し掛かる。
母が終を迎えるそのときまで、ぼくはあといくつ選択を迫られるのだろう?
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【体験と経験の違いとは何か?】
2017年7月11日
松葉杖での移動は想像以上に堪える
──身体に、そして心に──
腕の力で身体を支えながら歩く…これがこんなに難しいとは思いもよらなかった(太ももの方が大きな筋肉が付いているのだから、二足歩行の方が楽なのは当然か?)
おかげで体重が減った。減量しようと鍛えていたら無理をして故障し、松葉杖生活を強いられた挙句、求めていた結果が得られるだなんて…己の愚かさに閉口せざるを得ない。
電車の到着待ちの間は、大抵こんな風に足下を見つめながら松葉杖に全体重をあずけて休んでいる。この体勢を再現するためだけに松葉杖があってもいいと思うほど、このときばかりは自立しているときにはない安堵感を覚える。
ひとたび電車が到着すれば、なるべく周りにプレッシャーを与えないポジションに空きはないか? と、センサーがフル稼働。
邪魔にはなるが出入口付近にいた方が「座席を譲って欲しいな」という圧力を与えずに済むことが最近わかってきた。
いや、今どきの東京じゃ、座席を譲るなんて思考はないのかもしれない
──事実一度も声を掛けられたことがない──
近頃、エスカレーターの片側を空ける慣習を止めようという声が上がりつつあるが、全くもって果たされる気配を感じない。
大して混雑もしていない時間帯、頑なに片側を空けるばかりに行列ができてしまっている光景をみると、
「輸送量半分になってエネルギーの無駄だ」
とつくづく思う。
手術を受けて左手が使えなかったときには、
「今、この駆け下りてくる輩にぶつかられたら…」
と不安が募った。
駆け込み乗車を試みた男性に体当たりされたこともある──
「ぼくがこの体型だったからよかったけど、お年寄りや身体の不自由な方だったらどうなっていたかな?」
そう、彼に問うてみたけれど、何か変化はあったろうか?
──何より、移動している本人が最も危険と隣り合わせになっていることに気づいていない──
あまり報道されないようだけれど、エスカレーターでの事故は増えているという
──この「想像力を欠いた世界」は、どうなっているのだろう?──
自由というのは、制約のうえにあることを忘れちゃいないか?
階段の右側/左側通行の指定も、不自由な手足がどちら側かによって困ることにも今回ようやく気づけた。
今は左手で手すりに頼りたいのだけれど…右側通行の階段では、人の波が途切れるまで待つことを選択する他ない
(手すりが真ん中にあったらいいのに)
エレベーターやエスカレーターが都合のいいところにあるとは限らないし、そこへ向かおうにも混雑している時間帯は、黄色い線の外側しか歩ける場所がない。
階段付近の、通路が狭くなっているところで電車を待つ見た所いい歳をした大人が溢れるほど駅にはいるが、もしかしてみんな中学生くらいの想像力しかないのだろうか?
松葉杖姿で歩きながら自分もそんな景色の一部となり、「誰かを想う気持ち」を育んでくれたこの人知れず波瀾万丈な日々に感謝の念を抱いた。
──故障はだいぶ癒えてきている。
それだけでもどれだけ幸運であるのかを、今、改めて感じている。
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【有閑ムッシュ──おひとり様の恍惚と憂い】
2017年7月11日
作り置きさえしておけば、朝から旅館にいるかのような気分が味わえる──。
しかし…いいのか? こんなおひとり様の毎日で(遠い目)
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【愛・鶏胸肉──蒸し鶏】
2017年7月8日
鶏胸肉への愛が止まらない(嗚呼)
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