主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと。そして、それからのこと。

【巡礼の旅〈京都 番外編〉】

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2022年7月10日

母の初盆のため、本家の墓参りへ京都ひとり旅──。

主たる目的を終えた夕刻、Brian Eno展《Ambient Kyoto》への入場時間待ちの間に、音楽とコーヒーのお店へ向かい、一日中歩き倒して疲れ果てた身体に、涼と甘いものを注ぐ。


──迷ったときは、両方──


いつからか決めたわが信条どおりに、今日も甘さをダブルで。

ほろ苦さとほんのり甘い優しさと、牛乳たっぷりな味わいで、束の間の安寧を覚えたひとときとなった。

レコード店は、オシャレな音楽中心かと思いきや、50〜70年代ロックも扱われていた。Rainbow “Difficult To Cure”のジャケットが顔を覗かせていた様を目撃して、妙に安心している自分に気がついた。

このあとの展示も、たっぷり2時間弱を会場で過ごし、15キロ歩いて燃えた身体をしっかり鎮めた。

この巡礼の旅は6月末、青森県・恐山から始まり、わが生誕の地=京都で3ヶ所目──このあと大阪へ移って、東京に戻ったあと、締めくくりの場へ向かう。

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