主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと。そして、それからのこと。

【当たり前のことを当たり前に行うこと】

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2018年11月9日

脳に覚えこませてしまった悪習はなかなか取り除けない──今週は、買食いばかりしていた。

食事を作るのも億劫になると、その気持ちの隙間に、ジャンクフードを腹一杯を超えて、「はち切れんばかりに喰らいたくなる欲望」が割り込んでくる。


──何度繰り返しても、明日は変わらない──


そんなことはわかっているというのに…。

ぼくが幸運なのは、そんなとき、戒めとなる出来事が必ず巡ってくることだ。無理が祟って体調を崩すというわかりやすいツケに見舞われるのはもちろんのこと、今の自分を映す鏡のような出来事に遭遇する。

この1週間もそうだった。目の前にある鏡に映る自分を見つめながら、たくさんのことに想いを巡らせていた。


──帰ろう──


日々の暮らしに戻るときがきた。静けさの中にこそ、ながらく追い求めている何かがあるはずだ。ここから、もう2度と、後戻りしないように、改めて丁寧な暮らしを絶やさず続けていこう。


──絶やすべきなのは、甘え──


ぼくが、こうしてここにいることが、何よりも大切──そのために欠かせないのは、ただただ丁寧に日々の暮らしを全うしていくこと。

食事を作りながら気持ちを整えていると、そんな当たり前のことが再び呼び覚まされてくる。


──当たり前のことを当たり前に行うこと──


それこそが、もっとも難しいことなのだ。

ぼくが向き合うべきことは、まさにその「難関」に他ならない。この大きな壁を超えていこう。


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