2018年7月20日
Zoneに入った──。
映画《ストーカー》のセリフではない。
クッキング・ハイである。こうなると、暴走が止まらない。
明るくなるまで、5〜6品作り出すようなことのないように、今夜は、クリームチーズのディップだけ作ることにした──しかも初めて──パルメザンチーズ、卵黄、大葉などを混ぜるだけのつもりだったが、どうもしっくりこない味にしかならない。
シナモン、パプリカ、バニラエッセンス…。
「そうだ! にんにくだよ!」
と思いついて入れてみるも、やはりピンと来ず…。
ナッツをクラッシュして混ぜ込む──食感は向上するが、いまいちときめかない。
旨味を入れたら解決しそうだが、粉末スープしか手元にない。
「アンチョビ…いや、ツナ缶でも美味しそう」
と気づいたところで、これは何を味わうためのディップだったのか? と、そっと我に帰った。
Zoneから遠のく──。
またパンを作ってしまいそうな予感…。いや、都合のいい言い訳を自ら拵えてしまった。
──イケナイ──
今夜たくさん作り置いた野菜に固めて味わえば、きっと美味しい。
そう言い聞かせて、今夜のZoneに別れを告げた。
#主夫ロマンティック #介護 #介護者 #介護独身 #シーズン6 #kawaseromantic #母 #特養 #入居中 #川瀬浩介 #元介護者 #男の料理 #料理男子 #料理中年 #作り置き