主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと

【介護者の片想い】

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2018年3月5日

こんなに満たされた食卓が、我が家には絶えずあった。母がそれを守るために努力していたかというと、そんな様子は微塵も見せることなく、ただ朗らかに、たくさん作って、たくさん食べさせてくれた。

お陰で、食欲をコントロールできずに育ったぼくは、見事な肥満児になってしまったけれど、この「ふっくら」した体型は、ぼくが生きるための恵み。痩せ細ったまま成長していたとしたら、きっとまったく違った今日を迎えていたはずだ。


──すべては「今」を導くために欠かせない出来事──


若いころからそう言い聞かせながら今日まで来たけれど、今、心からそれを実感している。

感謝の心は、その気持ちを表現するだけで十分なのかもしれない。それでも、何かをしてあげたいと思うのは何故だろう?


──それは、母のためではなく、ぼくのため──


そう、これは片想いなんだ。

そんなことは、わかっている。この5年半のなかで、己を嫌悪するほど思い知った。

たとえもう、何も伝わらなくても、未来を変えられなくてもいい。もしも叶うなら、ぼくの片想いが、母のためになれば…。

今はただ、それだけを願っている。


アボカドとスモークサーモンのサラダ、小松菜とこんにゃく・蓮根のペペロンチーノ、きんぴらごぼう他、いつもの定番おかず7品──3時間超のながいながい作り置きを終えて、そろそろ母を迎える支度を整えよう。ナイショの贈りものも、忘れないようにしないと、ね。


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