主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと

【病院・病院・また病院】

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2017年12月25日

 

今月は、自分と母の付添いで病院へ来てばかり。

 

今日は、胸元に残った小さなケロイド痕治療のため大学病院へやってきた。治療にあたり、とても遠回りしてこの病院にたどり着いてから3年。

 

 

──最初からここにめぐり合っていれば──

 

 

と悔やんだ時期もあったけれど、傷はゆっくりと改善しているうえに、ここへ来たおかげで、以前から抱えていてなかば完治は諦めていた左手薬指の痛みも診てもらい、和らいできていることを思えば、あの苦悩の時間も不可欠な出来事だった。

 

 

──まわり道も無駄にはならない──

 

 

そんな先人が説いた教えを今、身を以て痛感している。

 

今日の診察は2人のドクターに同時に別々の箇所を診てもらうという、なかなか珍しい体験をした。ぼくがいつもの調子で喋りまくったせいか、ドクター陣との会話も弾み、束の間の診療も和やかな時間となった。

 

 

──相手は、自分自身を映す鏡──

 

 

自分のいいところを互いに映しあえるほど素晴らしい関係はない──光を閉ざす盾になるより、影に希望を射す…そんな光でありたい。

 

会計を待つ間ぼんやりしていると、医療機関への苦手意識が晴れたのは、母に付き添って病院に通い続けた結果だと思い返してきた。母を見守り傍で佇み、言葉にし得ない息苦しさに疲れ果て、ただただ時間ばかりが過ぎては焦っていたこともあった。でも、そんな最中にも、熱心に診てくださる医師、看護師、リハビリ士のみなさんに出逢えたことは、これまでの視点を変える大きな収穫だった。

 

今なら、医療の道を志す動機が湧くのに充分な情熱を蓄えているような気もするが、これから受験を乗り越えて、6年の学部を終え、インターン時代を乗り越えると…それから現場に出て世の中の役に立てる時間はあまりにも短い──ぼくにはやはり、これまで積み上げてきた非科学的なアプローチでこの経験をカタチにして世界を癒す道を行くのが定めであるに違いない。

 

注射してもらった痛み止めで指がいうことを効かない1日。こんなときは家事をしながら、ぼくが世の中に役立てる方法を頭の中で考えよう。

 

そして今日はクリスマス。甘いものでも持って、母に会ってこよう。

 

今年もあと1週間となった。母の付添いを含めて、残り2回の通院でようやく締めくくり(嘆息)。

 

 

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