主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと。そして、それからのこと。

【ぼんやりさん】

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2017年12月1日

 

「咳や熱を抑えるのに、これだけの錠剤が必要なのか?」

 

しかも、そのいずれも結構な大粒。呑み込もうとすると腫れた喉に少し引っかかる。さらに、口に含んだ水が足らないのか、食道にもつかえるときもある。

 

健康維持のため常用している薬もあるが、それに比べると非常に飲みにくい。そして分量が増えると、途端に「服用」している感覚が強くなり、気が滅入る。

 

 

──経験しないとわからないことはたくさんある──

 

 

母は一時期、朝に10錠ほどの薬を飲む必要があった。嫌がる様子はあまりなかったけれど、それはさぞ不本意なことだったに違いない。

 

熱は引いたが、咳止め等の影響か、常時だいぶぼんやりしたままの状態が続いている。それでも明け方になると薬の効果が切れてしまうのか、突然、激しく咳込む。咳が続くとそれだけで体力を奪ってしまうから、収まると、またそのまま眠りたくなってしまう。加えてぼんやりしているせいで、目覚めから既に、気持ちここにあらずな状態…。

 

カレンダーをみると、いよいよ今日から師走だ。1年前、在宅復帰した母の世話が想像を超えていたため流れてしまった計画──発表予定のないギターアルバム制作──に、今年こそ着手したい。

 

「ぼんやりさん」からしたらすぐにでもできるように、めせてギターの弦だけでも張り替えておこう。

 

 

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