【起きてもいないことは考えない】
2017年4月20日
母が入院する新病棟は、伸びやかな光が心地よく射し込んでくる。
見舞いに行く側にとっても…そんなことを考えるたび、10年以上前に関わらせてもらった特養老人ホームのための作品プランをしていたころを思い出す
入所者だけじゃなく、
働くスタッフのみなさん、
それから、見舞いにくるご家族の方が足を運びやすくなるように
そんな、プロデューサーの言葉がとても印象的だった。
いま振り返ると、あの頃の自分は、この4年の、介護者としての時間を想像さえしていなかったのだから、我ながら、呆れる。
制度上の入院期限が迫るも、次の段階に進む段取りは、なかなか進展がない。心臓の具合を見守りながらのリハビリは、1日3回の予定が、遂に1回にまで制限されている。
表情は元気そうだけれど、いつ何が起きてもおかしくない
──起きてもいないことは考えない──
そのための鍛錬をこの1年、積んできた。
あの闇に沈むのは、そのときを迎えてからでいい。
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