2019年1月26日
ようやく咳も落ち着いてきた。夜、寝ているときにも咳き込むことが多かったけれど、ここ数日、積極的に紅茶を飲んでいることに加えて、処方された漢方薬の効果も現れてきたのだろうか? 怠さも感じなくなってきた。
すると復活するのが食欲。しっかり作り置いた品品を器に盛って、いつもながらに豪勢な「ひとり御膳」が整えられた。
大根の千切りのうえに、アボカドの醤油漬け、生ブロッコリー、酢納豆、蒸し鶏、おかかの佃煮と大根の皮と葉のナムル(いずれも自家製)をトッピングしたサラダをこのごろよく食べている。ドレッシングはリンゴ酢、バルサミコ酢、ポン酢、オリーブオイルに胡麻と胡椒を合わせたもの。海苔も刻んで、久しく避けていた卵も乗せていただくと、脳が冴えるような錯覚を味わえる。食後血糖値の急上昇を回避するため(眠気はこのあとの創作に悪影響及ぼす)、酢のもの〜野菜〜キノコ〜タンパク質〜炭水化物という順番で食す。
──満たされている──
今日は朝から起きて、いつものルーティンをこなしたあと、本題である創作に没頭し、夕暮れを見つめながら改めて紅茶をいただいた。そして、静寂のなかで味わう夕食──とても理想的な時間を過ごせている。
──果たして、ここになにかが入り込む余地があるだろうか?──
ぼくはあいにく、預言者ではない。だから今この瞬間を迎えるまで、確かなことは何もない。今、明らかになったこと──それは…。
──なんて美味しい食事なんだっ!──
わかったことは、それくらいである。しかし、それこそが何より素晴らしいことなのだ──それを語らずして教えてくれたのは他でもない。
食の楽しさ、大切さをかけがえのない経験として授けてくれた母に、改めて感謝を──。
これで今日、母に会えたら完璧な1日だったけれど、今はあいにく、面会が中断されている。その理由? それはまた、別の機会に。
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