主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと

【幸福と幸運】

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2017年9月12日

 

毎日眺めている西向きの台所に立ってコーヒーを淹れながら、すりガラス越しに射し込んでくる西陽をぼんやり見つめる。

 

 

──ぼくの1日の始まり──

 

 

こうした隙間の時間、このところ「幸福」について想いを巡らせている。

 

この一年ほど、まるで自分に言い聞かせるように「幸運」である今を意識してきた。

 

今日もこうしていられること、

在り方は変わってしまったけれど今も母がこの世にいること…

見守ってくれる兄弟がいて、

絶えず気にかけてくれる仲間や同志もあり、

大いなる支えである先祖を感じ、

なおかつ馴染みの酒場に足を運べば掛け値無しに過ごせる親愛なる阿呆たちが暖かく迎えてくれる…

 

これを「幸運」と呼ばずしていられるかっ!

 

 

──その想いで自分を満たしてきた──

 

 

しかしそれと「幸福」は、なにか違う気がする。

 

 

──Happy or Lucky──

 

 

辞書を引くと、当たり前のように「定義」が記されている。

 

それは「辞書」という性格上、仕方ないことなのだけれど、こうしてすべての言葉に定義や意味が与えられてしまっていることに、激しい違和感を募らせてしまう。

 

 

──幸福というその言葉も意味も概念も消滅したとき──

 

 

それを「幸福」という〈状態〉にあると呼べるのではないだろうか?

 

「自分は幸福か?」

 

と考えてしまうのだとしたら…それは、

 

「自分はこの人を愛しているのか?」

 

と、理由を探そうとしてしまうのと同じだ。

 

 

──愛することに、理由などあってはならない──

 

 

幸福であることも、同様。

 

理由を求めたり、ある条件を満たしたからこそ得られるものであるはずがない。

 

いや、そもそも「得られる」ものやことではないのではなかったか?

 

 

──18時を過ぎた。

 

そろそろ母の面会にいく時間…

 

この「或る考察」はまだまだ終わらない。

 

 

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