主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと

【ずっとそばにいる】

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2017年6月29日

 

完成したばかりの「独り千羽鶴ウォール」を肴に、今夜はそうめんをいただく。

 

母が集めていた昭和レトロなガラス食器に、このところ気に入ってよく食べているさつま揚げと野菜揚げ、じゃこ天とあじ天を盛り、みょうがや大葉など薬味もたっぷり用意。もちろん麦茶も欠かせない。使いきれない麺つゆは常備しないので、愛用の白だしに醤油、ごま油を合わせていただく

 

──夏を先取りした気分に浸る梅雨盛りの真夜中──

 

この時季、そうめんや蕎麦、うどんをいただくとき、母が毎回必ず口にしたことがある。

 

「揚げ物や天ぷらをつゆに浸すと脂が染み出て美味しいんや」

 

そう伝えてくれることを疎ましいと感じてしまっていた青い時代のころが今となっては懐かしい。

 

そんなささやかな出来事でさえも、無自覚に享受できていたあの当たり前だった日常にとって、その一つひとつがどんなに大切だったかと、今夜、この食卓に母がいたころを思い出しながら、改めて感じている

 

──母はずっとそばにいる──

 

たとえ明日、どんなことが起ころうとも…。ぼくがこの世を去るまでは。

 

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