主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと

【さよなら炊飯器】

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2017年4月26日

 

ぼくが台所を引き継いでから使わなくなった炊飯器。知人のもとへ旅立つ予定が浮上したので、動作確認をした。

 

できる限り汚れを落とし綺麗に身支度をして、スイッチON。炊飯器で米を炊いたのは、実に4年半振りだった。

 

つけ置き時間を考慮してタイマーをセットしさえすれば勝手に炊き上がるのは確かに便利だけれど、仕上がりは…土鍋で炊いた方が旨いと感じるのは、慣れか気のせいに違いない。

 

いずれにせよ、これ、25年前の機種だから、最新型には及ぶはずもないのだけれど──。

 

炊飯器を使わなくなった理由は単純

 

──いつか壊れるから──

 

最近では米を炊く以外の調理にも使うらしいが、原則、炊飯が主たる目的で毎日使わない我が家にとっては場所もとるし買換えには相応なコストがかかり、いいところが全くない。

 

ちなみに、最初に丁寧に処理をして、いきなり強火にかけないなど大切に使い続けている愛用の土鍋は、未だ現役。あらゆる調理に大活躍で、いまもヒビひとつ入っていない。

 

モノを愛しむ心を育んだつもりはないが、野球少年だったころから道具の手入れは好きだったし(それだけでプレイが上手くなる幻想を抱ける)、その後の思春期から現在に至るまでの楽器や青年期からのコンピュータも、できるかぎり自分で面倒をみている

 

──これを愛着、というのだろうか?──

 

必需品が増えていき、どれひとつ欠けても日々が成り立たないと自覚するようになったのは、楽器を手にしたころからだったかもしれない。

 

モノの扱いがあまりに自分とかけ離れている人とは、心の距離も自ずと…。

 

──求められる場所で──

 

それは、モノに限ったことではないことだ、と、ながらくぼくの腹を満たしてくれた炊飯器に礼を伝えながら思った夜だった。

 

 

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