主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと

料理中年

【卵ぬき手打ち生パスタ──料理が教えてくれたこと】

2020年5月10日2012年秋で──母の介護に直面して、これから食事をどう賄っていくかを考えたとき、自然と思ったことを憶えている。「ぼくが作ろう」それまで料理を習慣的には行ってはいなかった。けれどいつしか、衰えを見せ始めた母の傍で感じてい…

【サバイバルライフのための自前ロードマップ考──BURN or ALIVE】

2020年5月4日18時から日本政府による発表がある。そろそろ、今後どういう事態を想定していて、それらにどのように向き合っていくのか? いわゆる出口戦略的な展望を聞かせていただけることを願っている。完全収束または共存までの道のりには当然、いく…

【この恐れは何かに似ている】

2020年5月1日令和元日から1年が経った。こんな日常がやってくると予想さえできていなかったのは、日々の暮らしに追われていたせい──その事実を反省しながらも、計り知れない恐れに押しつぶされそうな今、改めて自らに言い聞かせている。「この危機に…

【世界一平和で安心安全な場所 ──Jくんとラザニア】

2020年4月10日あれは確か、小学三年生か四年生のころだった。ある放課後、仲良くしていたJくんのお母様に声をかけられた。「ラザニア食べに行きましょうよ」ラザニア・・・聴いたことのない響きだった。当時は昭和50年代半ば。今のように「イタリアン…

【チーズケーキを頬張り「いまこのとき」を想う】

2020年3月8日この冬は、ずっと調子を崩したままだ。昨晩秋の出張中、突如襲われた呼吸困難──主治医によれば、肺の音を聴く限り肺炎や喘息ではないという。逆流性食道炎による食道への胃酸上昇で刺激され気管支炎を起こした・・・と考えられるとのこと…

【Survive──鉄鍋で味わう野菜くず】

2019年3月7日最近、改めて、鉄鍋で調理したときの旨さに感心させられている。きっかけは、南部鉄器。アヒージョを作ろうとして、ココットのような手のひら大の鍋を手に入れたこと。油を馴染ませるシーズニングのために、いつもどうにか味わいたいと思…

【自然のリズムに乗って──もう一度、ひとり御膳を】

2019年1月27日関東でも積雪があると予報された今日、我が家のある街は幸いにも晴天のままで一安心。昼間の陽射しがあるうちは暖かさえ感じられた。昨夜は創作で脳が湧いたのか、0時前に作業を切り上げるも、明け方まで寝付けなかった。最近は早起きを…

【快気を期して──ひとり御膳】

2019年1月26日ようやく咳も落ち着いてきた。夜、寝ているときにも咳き込むことが多かったけれど、ここ数日、積極的に紅茶を飲んでいることに加えて、処方された漢方薬の効果も現れてきたのだろうか? 怠さも感じなくなってきた。すると復活するのが食…

【母の誕生日とパンと婚姻届】

2019年1月17日今日もまたこの日を無事に迎えられた幸運を噛み締めていた。今日は、母の86歳の誕生日──周りはそのことを伝えようとするも、本人はそのことを思い出せなかった。まるでそれは、生まれたばかりの赤子が、その瞬間が自分の誕生のときであ…

【時代の潮流に逆行する日々】

2019年1月9日「最高のパフォーマンスには睡眠が大切」「非効率なマルチタスクはやめてシングルタスクに」「朝の時間が人生を変える」今どき、世の中はこんなメッセージに溢れている。48歳を迎えたばかりのぼく自身の体験として、このいずれの提案も共…

【餅の代わりに正月パン】

2019年1月5日丸い──。それだけで素晴らしい。年末、うっかり間違えて、薄力粉を買ってしまった。薄力粉100%で食パンが作れるかと挑んだ元旦だったが、型から取り出すときに完全崩壊…見事に失敗に終わった。使うあてのない薄力粉…。ホットケーキを作る…

【主夫ロマンティック初仕事2019】

2019年1月1日大晦日の夕方から自宅にこもって、せっせと新年のための作り置きを行なっていた──母に最初に教えてもらった2品を含めて4品が完成。・鶏肉と野菜のトマト煮・茄子の中華風肉味噌炒めぼくが主夫ロマンティックに初めて変身した日、母に手ほ…

【胡麻と胡桃のイギリスパン】

2018年12月24日今日も早朝から起き出して、活動開始。クリスマスにパンを焼きながら大掃除の続きを実行したいと、数日前から考えていたのだ。朝のルーティンを終えたあと、温めた豆乳で割ったエスプレッソを飲み干して、早速パン作りに入った。材料…

【クリスマスにパンを焼く】

2018年12月24日パンの焼き上がりを待ちながら、拙作をながめる正午前──。嗚呼、それにしてもいい香りだ。パン屋さんの前を向いて通りかかったときと同じ、あの香りに満ちている。仕上がりが待ち遠しい。 #主夫ロマンティック #介護 #介護者 #介護独…

【朝から煮込んだ大根】

2018年12月19日昼夜逆転状態がひどいことになっている。あまりに仕事に集中し過ぎて、完全に体内時計が狂ってしまった。最近は夜に目覚めて午後にねむる──そんな周期に陥っている。それを改めようと少しずつ調整を重ね、今日は早朝に起き出して、昨…

【誕生日に誓って──この3年を終えよう】

2018年12月17日48回目の誕生日の朝をひとり静かに迎えた。去年はインフルエンザに見舞われた誕生日だった。今年は健康で迎えられ何よりだったが、数日前から創造のなかに没入していたため、ふと日常の感覚に目覚めたとき、あまりに不眠不休で連続作…

【これを愛と呼ぶのか?】

2018年12月15日午後、窓を開けて家の中の空気を入れ替えながら、食事の作り置きを始めた。このところ絶やさず作っているキノコとホウレン草の煮浸しには、最近の手間の掛け方通りに昆布と鰹節の合わせだしをとって仕上げた。ホウレン草を湯がくため…

【レンズ豆とキヌア】

2018年12月1日パスタに代わる食材として、レンズ豆とキヌアを試そうしている──。 スパゲッティ・サラダのパスタ部分を置き換えてみることにしようと計画しているが、今夜は下茹でするところまででおしまい。映像書き出し作業中に料理をするのは、とて…

【新しい食生活】

2018年11月28日玄米、赤出汁、鯖の味噌煮、酢納豆、大根とアボカド・ブロッコリーのサラダ──これが最近の夕飯。朝、1食目は(というより昼だが)、果物と乳製品とプロテイン…そしてコーヒー。夕食として2食目にこのような献立を摂って、今度はエス…

【昆布と鰹のあわせ出汁】

2018年11月27日今日はジミ・ヘンドリックスの誕生日──。そんな「ロック」の日に、ぼくと言えば、起きたそばから昆布と鰹のあわせ出汁を取っていた。一晩水に浸け置きした日高昆布を煮立たせないように弱火で火を通し、30分間ほど過ぎたところで火を…

【真夜中の巨大サラダ、再び】

2018年11月13日作り置いた品品をたっぷりのせてサラダを頬張る24時──。いただき物のマンダリンの香り漂うオリーブオイルが、脳を心地よく刺激してくれる。この時間、東京は、雨──。調子を崩してからながらく休止していたトレーニングを今夜、再開す…

【当たり前のことを当たり前に行うこと】

2018年11月9日脳に覚えこませてしまった悪習はなかなか取り除けない──今週は、買食いばかりしていた。食事を作るのも億劫になると、その気持ちの隙間に、ジャンクフードを腹一杯を超えて、「はち切れんばかりに喰らいたくなる欲望」が割り込んでくる…

【人は一人では存在し得ない】

2018年11月5日昨夜から昆布と煮干しを水に浸して、久々に丁寧に出汁を取った。先月、珠洲への出張の際にいただいた、あご出汁のお椀がとても美味しくて、また自家製出汁に興味が湧いているこの頃である。あご出汁も自宅で取りたいのだけれど、まずは…

【これも求めていた在り方】

2018年10月18日 今日は確か、誰かの誕生日だった気がするのだが、正確には思い出せない。顔も名前も浮かんでいる。遠い昔の友人のそれだった。 母の見舞いに向かったあと、病院の最寄駅から結構離れた街に位置するターミナル駅まででた。このところ…

【創造性を取り戻す】

2018年10月17日随分と長い間、〈丁寧に暮らす〉という目標を掲げている。上手くできているときもあれば、全く駄目なときもある──今は、だいぶ目的に向かって順調に進んでいるようだ。来年の2月を迎えると、台湾にアーティスト・レジデンスに向かっ…

【心身を育む】

2018年10月16日心が思考によって育まれるのならば、身体は食が頼りだ。今夜も仕事の合間に、作り置きを始めた。最近はブロッコリーを生で食べるようにしている。茹でると栄養が損なわれるし蒸すのも手間だからだ。そして、生で食すとよくわかるのが…

【何かがここにある】

2018年10月5日23時、帰宅──。台所に向かうなり、作り置いてある品品を冷蔵庫から取り出して大きな皿に盛った。──サラダ、のようなもの──たまに作るオリーブオイルとにんにくを合わせたアボカドの醤油漬けに今回はケイパーを入れたせいか、酸味が増し…

【あの聞きたくない言葉】

2018年9月30日通い始めて3ヶ月になるジムのそばに、ピザ店がある。いつも前を通りかかるのは、営業時間後の深夜──焼けたオーブンのほのかな匂いがそっと鼻に届く。──それが心地よく感じるのはなぜだろう?──昨日、そんなことを思い浮かべながら食材を…

【答えが知りたいわけじゃない】

2018年8月14日今夜も米が美味しく炊けた。十六穀米入り玄米である。ながらく胚芽米を愛用していたけれど、今年の春から玄米に切り替えた。つけ置き時間がながいなどやや手間がかかるが、ぼくの激しい咀嚼欲を十二分に満たしてくれるため、最近では、…

【黒い昼食】

2018年8月11日こうして改めて写真でみると、色合いがないことがよくわかる。ひじき和え十六穀米入り玄米きのこ炒めのせ豆腐(バルサミコ酢とピーナツ油で味付け)米酢とオリーブオイル入り国産大粒納豆水出しミネラル麦茶暦は立秋を過ぎてはいるもも…