主夫ロマンティック

独身中年男子の介護録──母が授けてくれたこと

料理中年

【これを愛と呼ぶのか?】

2018年12月15日午後、窓を開けて家の中の空気を入れ替えながら、食事の作り置きを始めた。このところ絶やさず作っているキノコとホウレン草の煮浸しには、最近の手間の掛け方通りに昆布と鰹節の合わせだしをとって仕上げた。ホウレン草を湯がくため…

【レンズ豆とキヌア】

2018年12月1日パスタに代わる食材として、レンズ豆とキヌアを試そうしている──。 スパゲッティ・サラダのパスタ部分を置き換えてみることにしようと計画しているが、今夜は下茹でするところまででおしまい。映像書き出し作業中に料理をするのは、とて…

【新しい食生活】

2018年11月28日玄米、赤出汁、鯖の味噌煮、酢納豆、大根とアボカド・ブロッコリーのサラダ──これが最近の夕飯。朝、1食目は(というより昼だが)、果物と乳製品とプロテイン…そしてコーヒー。夕食として2食目にこのような献立を摂って、今度はエス…

【昆布と鰹のあわせ出汁】

2018年11月27日今日はジミ・ヘンドリックスの誕生日──。そんな「ロック」の日に、ぼくと言えば、起きたそばから昆布と鰹のあわせ出汁を取っていた。一晩水に浸け置きした日高昆布を煮立たせないように弱火で火を通し、30分間ほど過ぎたところで火を…

【真夜中の巨大サラダ、再び】

2018年11月13日作り置いた品品をたっぷりのせてサラダを頬張る24時──。いただき物のマンダリンの香り漂うオリーブオイルが、脳を心地よく刺激してくれる。この時間、東京は、雨──。調子を崩してからながらく休止していたトレーニングを今夜、再開す…

【当たり前のことを当たり前に行うこと】

2018年11月9日脳に覚えこませてしまった悪習はなかなか取り除けない──今週は、買食いばかりしていた。食事を作るのも億劫になると、その気持ちの隙間に、ジャンクフードを腹一杯を超えて、「はち切れんばかりに喰らいたくなる欲望」が割り込んでくる…

【人は一人では存在し得ない】

2018年11月5日昨夜から昆布と煮干しを水に浸して、久々に丁寧に出汁を取った。先月、珠洲への出張の際にいただいた、あご出汁のお椀がとても美味しくて、また自家製出汁に興味が湧いているこの頃である。あご出汁も自宅で取りたいのだけれど、まずは…

【これも求めていた在り方】

2018年10月18日 今日は確か、誰かの誕生日だった気がするのだが、正確には思い出せない。顔も名前も浮かんでいる。遠い昔の友人のそれだった。 母の見舞いに向かったあと、病院の最寄駅から結構離れた街に位置するターミナル駅まででた。このところ…

【創造性を取り戻す】

2018年10月17日随分と長い間、〈丁寧に暮らす〉という目標を掲げている。上手くできているときもあれば、全く駄目なときもある──今は、だいぶ目的に向かって順調に進んでいるようだ。来年の2月を迎えると、台湾にアーティスト・レジデンスに向かっ…

【心身を育む】

2018年10月16日心が思考によって育まれるのならば、身体は食が頼りだ。今夜も仕事の合間に、作り置きを始めた。最近はブロッコリーを生で食べるようにしている。茹でると栄養が損なわれるし蒸すのも手間だからだ。そして、生で食すとよくわかるのが…

【何かがここにある】

2018年10月5日23時、帰宅──。台所に向かうなり、作り置いてある品品を冷蔵庫から取り出して大きな皿に盛った。──サラダ、のようなもの──たまに作るオリーブオイルとにんにくを合わせたアボカドの醤油漬けに今回はケイパーを入れたせいか、酸味が増し…

【あの聞きたくない言葉】

2018年9月30日通い始めて3ヶ月になるジムのそばに、ピザ店がある。いつも前を通りかかるのは、営業時間後の深夜──焼けたオーブンのほのかな匂いがそっと鼻に届く。──それが心地よく感じるのはなぜだろう?──昨日、そんなことを思い浮かべながら食材を…

【答えが知りたいわけじゃない】

2018年8月14日今夜も米が美味しく炊けた。十六穀米入り玄米である。ながらく胚芽米を愛用していたけれど、今年の春から玄米に切り替えた。つけ置き時間がながいなどやや手間がかかるが、ぼくの激しい咀嚼欲を十二分に満たしてくれるため、最近では、…

【黒い昼食】

2018年8月11日こうして改めて写真でみると、色合いがないことがよくわかる。ひじき和え十六穀米入り玄米きのこ炒めのせ豆腐(バルサミコ酢とピーナツ油で味付け)米酢とオリーブオイル入り国産大粒納豆水出しミネラル麦茶暦は立秋を過ぎてはいるもも…

【鶏肉とひよこ豆のトマト煮】

2018年7月24日前夜は、朝を超えて昼間際まで歌詩を綴っていた。iPhoneで曲を再生しながら、標準アプリの「メモ」に思いついた言葉を書いていく──。所有しているすべて端末間で自動的に内容が同期されるため、どの端末で書いても、録音に使用するマシ…

【カロリーアップしたクリームチーズのディップ】

2018年7月20日Zoneに入った──。映画《ストーカー》のセリフではない。クッキング・ハイである。こうなると、暴走が止まらない。明るくなるまで、5〜6品作り出すようなことのないように、今夜は、クリームチーズのディップだけ作ることにした──しかも…

【遂に野菜を蒸し始める】

2018年7月20日真夜中に、ごそごそ台所で主夫ロマンティックに変身──。夜更けに買物に出ると、普段あまり寄る機会のない業務スーパーのネオンサインが目に留まった。──久しぶりに牛すじ煮込みでも作るか?──冷凍食品をまとめ買いするにはとても便利な…

【この上なく誘惑に満ちた背徳の嗜み】

2018年7月15日これは祝福か? それとも呪いか?──見事だ──ビギナーズラックというよりも、これは、育まれた才能が開花してしまった瞬間というに相応しい出来栄えではないか?出来立ての湯気が立ち込めるパンを頬張る──。なぜだか、禁断の扉を開けてし…

【初めての食パン作り】

2018年7月15日暑い──。──この天からの恵みを活かす術はないか?──まわらない頭でそんなことをぼんやり思い浮かべていると、冴え渡るアイデアが浮かんだ。──そうだ! パンを焼こう!──といっても、焼いたことはない。だが、随分前に、道具と材料を揃え…

【大人の野菜カルボナーラ】

2018年7月11日トレーニングを始めて、ますます摂取カロリーを気にする毎日を過ごしている。何も、ガリガリを望んだりムキムキを目指したりしているしているわけではないが、せめてこの、長年に渡ってまとわりついた体脂肪とはおさらばしたい。願わく…

【母の献身に応える術】

2018年6月29日28時──。作り置きの白菜の浅漬けサラダを仕上げて後片付けを終えたところでこの時間になった。リハーサルからの帰り道に、疲れた身体に鞭打って買物に寄った。今夜からの食事をつくりおきたかったのだけれど、寝不足には勝てず、帰宅後…

【自分を映さなくなった鏡】

2018年6月29日昨夜も眠れずに朝を迎えた。眠れなかったのは、自分の甘さも原因のひとつであることは自覚している。その甘さを、あのとき誓った瞬間に断ち切れていれば、すべて他人事で済んだ出来事だった。しかし、昨夜は、不覚にも、あまりに不愉快…

【食卓には楽しみが待っている】

2018年5月15日買物に向かうときは、愛用のレトロなデザインのリュックとエコバッグを持参して出かける。カゴいっぱいにまとめ買いした品品を手際よくカバンに詰め込むも、長さのあるものは、なかなか収まりにくい。この5年半のあいだに、何度かこんな…

【残念なサラダの記憶】

2018年5月11日秋葉原から帰宅後、今日の1食目を──。今宵のブツ切り野菜の山盛りサラダは、レタスをベースに、セロリとネギを追加した。小学校のとき、家庭科の実習で作ったサラダ──ぼくが割り当てられた班があまりに粗末なサラダしかできなくて、とて…

【咀嚼欲を満たすサラダ】

2018年5月9日 8:30AM──昼夜逆転仕事人の使命を果たして、朝食を。下敷きになったキャベツの千切りがまったくみえない、山盛りサラダと白湯。食後にコーヒーを淹れたいところだが、安眠の妨げになるゆえ、パス。風呂に入って溢れ出したドーパミンの活動…

【母の献立にはなかった品品】

2018年5月8日 白菜のサラダ──。 #主夫ロマンティック #介護 #介護者 #在宅介護 #介護独身 #シーズン6 #kawaseromantic #介護者卒業 #母 #老人保健施設 #特養 #入居中 #ケアマネ #ケアマネージャー #川瀬浩介 #元介護者 #男の料理 #料理男子 #料理中年 …

【不滅の主夫ロマンティック】

2018年4月29日目指す丁寧な暮らしには、やはり「満たされた食」が欠かせない。何の疑問を抱かせることなく、我が家には、楽しい食卓が常にあった。それを守り通してくれた母への感謝の想いは、ぼくが持ち得る語彙を総て使っても、とても言い表せない…

【フレッシュ】

2018年4月26日午前6時──あとひと踏ん張りのところで眠気に襲われる。──歌は体力を消耗する──昨日、久々にコーヒー豆を買ったら、煎りたてのロットに当たったらしい。見た目からして、全然違う。豆を覆う油分の光沢がとても美しい。挽いてみる──実に豊…

【抑えられない気持ち】

2018年3月23日季節の変わり目のせいに違いない。このところ気持ちのざわめきが収まらない。さらに現在、制作真っ只中のため、「丁寧に暮らす」というミッションからも遠のき始めている。制作中はそのことで頭がいっぱいで、他のすべてのことが手につ…

【幸運であること】

2018年3月9日あの日の夜、また闇に沈みそうになっていた。考えても仕方ないことは考えないように努めてきたけれど、選択を迫られたら、考えるほかない。しかしどんな選択をしようとも、どこかに後悔は残る。──だから肝心なのは、選択したあとの日々──…