【ミラノ土産のパスタとエスプレッソ】
２０１６年１０月２２日
今日も朝から母のお腹の具合とにらめっこ。
陽が落ち始めたこの時間、ようやくひと息ついた。
タンピングして抽出したエスプレッソは、直火式メイカーの本領を発揮し始めているせっかく美味いエスプレッソが飲めるようになったので、専用カップを調達。すると気のせいか、さらに美味さが増したように思えた。
ストレートで味わった他、手動の器具を使ってミルクを泡立て、カプチーノも楽しむ。自分で淹れるカプチーノも久々だったが、エスプレッソの質が向上したゆえか、やけに美味しく感じた。
そして気づけば相当な空腹感…思えば、昼も食べる余裕がなかった。手軽にそして迅速にお腹を満たすなら炭水化物が一番。
──ミラノ土産のパスタを茹でてみることにした──
ニンニク、唐辛子が練りこまれた麺をそれぞれ買ったので、ソースを何にするべきか考えたのだが、ふと「2種類の麺を混ぜたら、そのままペペロンチーノになるんじゃないか？」と思い立ち、早速挑戦。
麺はそれぞれ、かなりしっかり味がついているため、期待通り、見事なペペロンチーノになった。
適量の卵と胡椒、チーズをあわせれば、きっと簡単カルボナーラになるはず。
母の夕食は、これで決まりだ。
【たっぷりレタスのチョコバナナスムージー】
２０１６年１０月２２日
チョコレートの旨さを教えてくれたのは、母──。
ただし、今の母に与えるなら、甘いだけではいけない。
たっぷりレタスのチョコバナナスムージー！
これからの季節に向けて、暖かいタイプもトライしてみたい。
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【ひさしぶりのオムレツ】
２０１６年１０月２１日
久しぶりにオムレツを焼いた朝──自家製マスタードを作ってみたくなった。
#主夫ロマンティック #介護 #介護者 #母退院 #在宅介護 #オムレツ #魚肉ソーセージ #朝食 #breakfast #morning #朝
【帰国後はじめての水泳】
２０１６年１０月２１日
夕食を終えて、少しだけ母とテレビを観て、後片付けを済ませたところで午後8時。
──まだプールに間に合う──
ベルリンで泳いだきり、およそ一ト月の間、水泳から遠のいてしまった。
出発前に向かったころは夏の終わりでまだ賑わいを見せていた区民プールも、今は涼やかになった秋、しかも金曜日の閉館間際ともなれば、とても空いていて快適だった。
泳法を研究し、25メートルを7ストロークで泳げるようになった時点から進歩はあるか？
──6ストローク──
1ストローク縮めたが、おそらく偶然の結果。のびを意識して水面を滑るように優雅に泳ぐクロール…まだまだ完成までには程遠い。
退館後、しっかり燃焼を果たしたのか、食べたばかりだったのにお腹が空いた。炭水化物を抜いたからだろう。
運動中にガス欠しないようにうまく調整していきたい。
#主夫ロマンティック #介護 #介護者 #母退院 #在宅介護 #水泳 #プール #クロール #6ストローク #25メートル
【真夜中の逃避行】
２０１６年１０月２１日
己の幸運と幸福を噛み締めながら、真夜中の都心を歩く──。
この感じは、とっても久しぶりな気がする。
耳元には、一昨年、完全に壊れてしまったころに狂うように聴いていた曲がある。
──Winger 'Witeness'──
楽曲のプロダクションはもちろんのこと、ハイライトはやはり、Reb Beachのギターソロだろう。自身もキャリアで最高の出来とどこかのインタビューで語っていたとおり、まさしく「エモーショナル」なソロを聴かせてくれる。
エンディングのコーラスのハーモニーを耳にすると、当時、新宿御苑でひとり佇んでいた時間を想い出す。そして、いつ耳にしても心揺さぶられる歌詞。
──あれから、ぼくに成長はあっただろうか？──
今夜も馴染みの場所でたっぷり甘えさせもらって…病床の母を置いて何という親不孝ものだろう。
けれどここには、ぼくにしかわからない大切な想いが宿っている。
いつか母も、彼方側でそのことを理解してくれる日がくると信じて…。
都合のいい言い訳は、止まることをしらない。
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【明るい光の射す方へ】
２０１６年１０月２０日
スクスクと育つアボカドに、南からの陽の光を浴びせてみる午後──。
今日も朝から母のデトックスが始まり、ちょっとしたお祭り騒ぎになった。とはいえ、長きに渡って環境も道具も物資も整えてきた家の中での出来事なら安心だ。
しかしこうなると、今の母は自分では清潔に保てない。状況を確認して、早速身体を洗うためシャワー介助をした。
洗濯機は今日も朝から回り続けている。努力を共にしてきた彼が悲鳴をあげてフタを自力で閉められなくなったその様子は、まるで何かのメタファーのようにも見える。
──KO──
そしてこのアボカドも何かに見えてくる。
──明るい光の射す方へ──
そっと寄り添う二人──。
母はバスローブのままベッドで寝入ってしまった。
優しくしてくれる入院時と違ってぼくがガミガミ言うものだから、きっと疲れているに違いない。
夕方の往診の時間までそっとしておいてあげよう。
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